ことリハのブログ

コミュニケーション障害でお困りの方に、オンラインでリハビリを提供しています🍀

息子から学んだこと

3月1日の都立高校の合格発表で、我が家の息子の高校受験が終わりました~。

お陰様で、無事に第一志望の都立高校に合格できました!

とはいえ、本人は都立受験後の自己採点で思ったように点数がとれていなくて、「絶対に落ちてる・・・」と落ち込んでいたんです。

合格発表の日は、合格が間違えではないかと何度も見直したほど(笑)

本人が「ラッキー合格!」と言うほど、彼にとって大逆転の合格でした。

 

私は、高校受験に取り組む息子の姿から、学ぶことがありました。

普段はマイペースで、どちらかというとのんびりしている息子が、「ここに行きたい」という志望校を見つけてからは、勉強への取り組みが今までと違いました。

模試では最後まで合格安全圏の判定が取れず、志望校のレベルを少し下げてもいいのかなと親は思っていたのですが、本人は最後まで志望校を変えませんでした。

滑り止めの私立の合格が出てからも、都立入試まで気を緩めることなく勉強に取り組んでいる姿に、息子の意志の強さを感じました。

大好きなテニスも休み、友達と遊ぶことやゲームやガンプラ作りも我慢し、コツコツと勉強していました。

「この学校に行きたい」という強い想いが、私たち親にも伝わってしました。

 

人はこうなりたい!と思ったときに底力を発揮するんだな~と、息子の姿を見ていて感じました。

そして、強い想いって大事だなと思いました。

何かを成し遂げようとするとき、最初に抱いた夢を諦めないことがいかに大切かを、息子から学んだように思います。

 

そういえば、大谷翔平選手も最初は二刀流なんて無理と周囲に言われていましたが、彼は信念を貫き、今や二刀流で大活躍されていますね!

 

私も、初心を忘れず、自分の信念に従って、皆さまにリハビリをお届けしたと改めて思いました。

50音表が役に立つコミュニケーション障害とは

今回は、50音表が役に立つコミュニケーション障害について、お送りしたいと思います。

前回の投稿で、50音表は失語症の方には難しいとお話しましたが、50音表が役に立つコミュニケーション障害もあるんです。

どんなコミュニケーション障害の方には50音表が役立つのか、分かりやすくお話していきますね。

 

<構音障害や音声障害の方にはOK>

構音障害や音声障害の方との会話には50音表はとても役に立ちます。

発話が相手に伝わりにくいほどの構音障害や音声障害をお持ちの方には、50音表を指して言いたいことを伝えていただくと良いでしょう。

また、言いたいことを書いてもらう筆談も可能です。

 

聴覚障害がある方にもOK>

聴覚障害によるコミュニケーション障害がある方との会話にも、50音表は活用していただけます。

聴覚障害がある方は手話を使う方が多いと思いますが、こちらが手話を理解していないと会話が難しいですよね。

そのような時には50音表を活用していただくこともできますし、筆談で会話をすることが有効です。

 

50音表を上手に活用して、会話をスムーズに行えるといいですね!

 

失語症の方に50音表は難しい

今回は、失語症の方と50音表について、お送りします。

50音表というのは、あ・い・う・え・お…が並んでいる表です。

失語症の方にとっては、この50音表はとても難しいんです。

なぜ50音表が難しいのか、どんなものなら活用できるのか、分かりやすくご説明していきますね。

 

失語症の方には50音表は難しい>

コミュニケーション障害の方との会話に50音表を活用しようとすることがあると思いますが、失語症の方に50音表を使うことはNGなんです。

失語症の方は、文字の運用に障害があるので、50音表の中から文字を探して言葉を作ることが難しいんです。

失語症の方との会話には、50音表は用いないようにしましょう。

 

失語症の方にはジェスチャーや絵・単語を活用>

失語症の方が言いたいことが分からない時は、50音表ではなく、絵や単語を見せて言いたいことは何なのかを探りましょう。

また、失語症の方に言いたいことを絵で描いてもらったり、書けそうであれば単語で書いてもらいましょう。

ジェスチャーで伝えてもらうのも良いですよ。

 

お互いに協力しながら楽しく会話をしていきたいですね♡

 

脳の老化防止とスポーツの関係性

皆さん、昨夜はWBC観戦で盛り上がった方も多いのではないでしょうか☺

我が家も家族みんなで盛り上がりました!

今夜も侍JAPANを応援しましょう!!!

 

今回は、脳の老化防止とスポーツの関係性についてお送りしたいと思います。

スポーツがどのように脳に良いのか、分かりやすくお話していきますね♪

 

<神経成長ホルモンが作られる>

手足を一生懸命動かしていると、その筋肉で「神経成長ホルモン」が作られます。

それが手足の末梢神経から脊髄に運ばれ、やがて脳に運ばれます。

いつまでも脳機能を保ちたいと思ったら、運動を続けることが大切です。

 

<空間認知能力が鍛えられる>

空間認知能力は空間認知中枢が担うほか、言語中枢や海馬回にもその機能を持った細胞があります。

また、空間認知中枢の隣には数字を処理する中枢があります。

スポーツをすると「空間認知能力」をよく使うことになり、それが脳の色々な場所を刺激することになり、結果的に脳にはとても良いんです。

 

<スポーツはマルチタスク

スポーツを行うときは、ルールを理解し、そのルールに従いながらプレーします。

また、戦術を考えたり、チームスポーツの場合は、他者との連携なども考えながらプレーしますよね。

スポーツを行うときは判断の速さも重要です。

このように、体を動かしながら頭を使うことが脳機能にはとても良いんです。

 

スポーツを楽しみながら脳機能の維持にも努めましょう!

脳の老化防止にはお茶が良い

今回は、脳の老化防止にお茶が良いというお話をお送りします。

お茶が脳の老化防止に良いなんて、日本人にとっては嬉しい情報ですね!

 

<テアニンで脳機能を活性化>

アミノ酸の一種の「テアニン」は、脳神経細胞の若返りや脳機能の活性化に効果があると言われています。

テアニンはお茶に多く含まれており、お茶の摂取量が多い静岡県認知症になる人が少なく長寿という統計もあります。

テアニンは普通の緑茶でも摂ることができますが、茎茶や玉露に特に多く含まれています。

 

<お勧めの飲み方は「水出し」>

お茶のほんのりとした甘みはテアニンによるものなんですが、テアニンは低い温度でも抽出されますから茎茶や玉露を水出しにすると、ほんのりとした甘みのお茶になります。

茶葉を水に入れて冷蔵庫で一晩寝かせるとまとめて作れますし、温かいお茶が飲みたい時は、温めればOKです。

 

お茶を美味しく飲みながら、脳の老化防止に励みましょう♪

 

脳の老化を防ぐ食べ物とは

今回は、脳の老化を防ぐ食べ物について、お送りします。

日々の食事の中に、脳の老化を防ぐ食べ物を上手に取り入れていきたいですね♪

 

<抗酸化作用が大切>

神経細胞の老化を防ぐには、老化防止物質を豊富に含んだ食材を摂ることが大切です。

老化防止物質とは、「抗酸化作用を持つ成分」のことです。

抗酸化作用を持つ成分には、ビタミンE、リコピンポリフェノールなどがあります。

 

<ビタミンEは芽が出る食材に多い>

ビタミンEを上手に摂取するためには、カイワレ大根やもやし、アルファルファなどの「スプラウト」と呼ばれる発芽野菜がお勧めです。また、主食なら胚芽米、蕎麦、胚芽うどんがお勧めです。

「芽が出る食材=老化防止」と覚えると良いですよ。

 

リコピンは赤っぽい野菜や果物に多い>

リコピンはカロテンの一種で、赤い色の野菜に多く含まれています。

特にトマトはお勧めなんですが、トマトの中でもミニトマトリコピンは多く含まれています。

他にも人参、スイカ、柿、あんず、パパイヤ、マンゴーなどにも多く含まれています。

 

ポリフェノールは「ベリー」がつく果物に多い>

ブルーベリー、クランベリーブラックベリーなど「ベリー」がつく果物にポリフェノールは多く含まれています。

また、赤ワイン、ブドウ、カシス、イチゴなどにも多く含まれています。

冷凍されたベリー類やジャムなどをも活用して上手に摂取しましょう。

 

抗酸化作用がある成分を含む食べ物を上手に取り入れて、脳の老化防止に努めたいですね♪

 

誠に勝手ながら、毎日投稿していたブログを2日に1回程度にしたいと思います。

(ちょっと忙しくて…💦)

いつも読んで下さっている皆さま、ありがとうございます♡

今後ともよろしくお願い致します☺

 

 

高次脳機能障害の方が悲しいと感じること

今回は、高次脳機能障害の方が悲しいと感じることについて、お送りしたいと思います。

皆さまに高次脳機能障害についてご理解いただき、高次脳機能障害に方に寄り添っていただけますと幸いです。

 

<怠けていると勘違いされる>

高次脳機能障害の「易疲労性」や「意欲の低下」があると、自分から何かを始めることが難しかったり、始められたとしても続けることが難しいことがあり、周囲の人から「怠けている」と思われてしまうことも。

しかし、これは本人が怠けたくてそうしているのではなく、あくまで病気の症状ですから、周囲の人は理解してあげましょう。

 

<性格が変わったと思われてしまう>

高次脳機能障害の「自己抑制の低下」では、感情や行動の抑制が上手くいかなくなるため、周囲の人から「気が短くなった」「怒りっぽくなった」と思われてしまうことも。

しかし、それは高次脳機能障害のせいで、性格が変わったわけではないのです。

周囲の人は、その人らしさは変わっていないと理解して関わって下さいね。

 

<真面目に取り組んでいないと思われる>

高次脳機能障害の「注意の低下」があると、一生懸命取り組んでいても見落としやミスがみられることがあり、周囲の人に「真面目に取り組んでいない」と勘違いされてしまうことがあります。

周囲の人は、注意の低下も病気の症状の一つとご理解していただき、適切なサポートや前向きな声掛けをお願いします。

 

高次脳機能障害についてご理解いただくと、周囲の方も高次脳機能障害の方も、お互いに生活しやすくなります♡