今回は、私の仕事について、少しお話させていただきたいと思います。
私は19年間、病院勤務の言語聴覚士(ST)として働き、大変忙しい毎日でしたが、やりがいのある充実した日々を送ってきました。
悩むこと、落ち込むことは幾度となくありましたが、仲間が、そして家族が支えてくれました。
そして何より、患者さんが回復されていく姿や、ご家族の笑顔を見ると、どんな辛い想いも乗り越えられました。
仲間と働くことが大好きだった私が、病院を辞めることは大きな決断でしたが、思いきって病院を辞めてオンラインリハビリを開設したのは、STとして病院で働きながらずっと心の中に抱えていた「STリハ難民問題」と「STリハ地域格差問題」に取り組みたいと思ったからです。
「STリハ難民問題」というのは、STが少ないために、STのリハビリを受けたくても受けられずに困っている方がいるという問題です。(STの7割は医療機関で働いていると言われており、病院を退院してからリハビリを受けられるところが少ないのが現状です)
「STリハ地域格差問題」というのは、そもそも数が少ないSTが都市部に集中しており、地方、特に田舎ほどST不足が深刻でSTのリハビリを受けることが難しいという問題です。
STのリハビリを受けられなくて困っている方が一人でも減って欲しい!
一人でも多くの方の回復のお手伝いがしたい!
その想いだけで、オンラインことばのリハビリ「ことリハ」を開設しました。
開設して1年半が過ぎましたが、開設したときの情熱を忘れることなく、今も走り続けています。
言語障害でお困りの方や、リハビリをやりたいと思っていらっしゃる方は、ぜひ、ことリハにご相談下さいね♡