ことリハのブログ

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おしゃべりが減ると嚥下障害になりやすいの⁈

今回は、おしゃべりと嚥下障害の関係性についてお送りします。

実は、嚥下障害とおしゃべりには深い関係性があるんですよ。

皆さまに知っていただけると幸いです。

 

<おしゃべりと嚥下機能は大いに関係あり>

おしゃべりと嚥下機能は関係なさそうですが、おしゃべりする人の方が嚥下機能が低下しにくいと言われています。

これは、発声に関わる器官と嚥下に関わる器官がほぼ共通しているためです。

おしゃべりが好きでよく話している人と、口数が少なくほとんど話さない人では、喉の使い方に大きな差があるのです。

 

<女性はおしゃべりだから嚥下障害になりにくい>

一般的に女性にはおしゃべりが好きな人が多く、男性よりも会話をする機会が多いですよね。

男性は女性に比べると会話の頻度が少なく、特に定年を迎えた男性は、人との交流が減り会話の機会が激減します。

そのため、喉の機能の低下が進みやすく、嚥下障害になりやすいと考えられています。

前回の投稿でもお話しましたように、喉の構造的に男性は女性よりも嚥下障害になりやすいことに加えて、おしゃべりも男性は女性よりも少ないため、更に嚥下障害になりやすいと考えられています。

 

<嚥下障害にならないためにたくさん話しましょう>

会話の機会が多ければそれだけ喉を使いますから喉が衰えにくく、嚥下障害になりにくくなります。

ですから、できるだけ会話をする機会をもって喉が衰えないように生活しましょう。

話し相手がいないという方は、新聞や本を音読することや歌を歌うこともお勧めです。

 

喉を鍛えるトレーニングに取り組みたい方は、ぜひ、ことリハにご相談下さいね!