ことリハのブログ

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音声障害のお話

今回は、音声障害についてお話していきたいと思います。

皆さんの中には、構音障害と音声障害の違いが分からないという方もいらっしゃるかと思いますが、前回の構音障害の投稿と合わせてお読みいただくと、その違いが分かりやすいと思います。

 

<音声障害とは>

音声障害とは、発声が困難であったり、声の質、強さ、高さ、持続、それらをコントロールする柔軟性が正常範囲から逸脱している状態や、本人のニーズを満たさない状態です。

簡単に言うと、声が出しづらかったり、思うような声が出せない状態です。

 

<音声障害には3つの種類があります>

①声帯病変によるもの:声帯ポリープ、声帯結節、喉頭癌、喉頭外傷などによるもの

②声帯の運動障害によるもの:喉頭麻痺、気管切開など

③声帯に病変を認めないもの:心因性、痙攣性、変性障害、ホルモンによるもの、加齢に伴うものなど

 

<原因によって対応やリハビリが違います>

音声障害は原因によって、対応やリハビリが違うため、医師や言語聴覚士にご相談ください。