ことリハのブログ

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脳卒中後の構音障害のお話

今回は、構音障害について、お話していきたいと思います。

構音障害にもいくつか種類がありますが、今回は、特に脳卒中後にみられる「運動障害性構音障害」について、分かりやすく説明していきますね!

 

<構音障害とは>

構音障害は、一般的には呂律障害ともいわれ、正しく発音ができない状態です。

具体的には、発話がはっきりしない、自然ではない、違って聞こえる状態です。

構音障害には大きく分けて、①運動障害性構音障害、②器質性構音障害、③機能性構音障害の3つの種類があります。

 

脳卒中後の構音障害は運動障害性構音障害>

脳出血脳梗塞など脳卒中後に起こる構音障害は、運動障害性構音障害です。

発声や発語に関わる器官に運動障害が生じたために起こる構音障害です。

顔面や舌など発話に関わる器官が、麻痺などにより上手く動かせなくなり、言葉をはっきり話せなくなった状態です。

 

<音の誤り方には種類があります>

・省略:子音が省略される(あめ→あえ)

・置換:違う音に置き換わる(さかな→たかな)

・歪み:正しい音に近いが微妙に違う

 

<適切なリハビリで発音が改善されます>

構音障害は、適切なリハビリを受けることで改善できることが多いので、早めにリハビリに取り組むことをお勧めします。

また、時間が経っていても改善できる部分もあるため、お困りの方は、ぜひ、ご相談ください!