ことリハのブログ

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前頭葉とワーキングメモリのお話

今回は、「前頭葉とワーキングメモリ」についてお送りします。

「ワーキングメモリ」という言葉は、聞き慣れない方もいらっしゃるかと思いますが、ワーキングメモリは私たちが生活していく上で大切な働きをしています。

皆さまに知っていただけますと幸いです。

 

<ワーキングメモリとは>

ワーキングメモリは作業記憶、作動記憶とも呼ばれます。

前頭葉前頭前野の働きの一つで、作業や動作に必要な情報を一時的に記憶し、処理する能力で、私たちの行動や判断に影響しています。

なかなか馴染みのない言葉ですが、実は私たちの日常に深く関係している機能なのです。

 

<ワーキングメモリの働き>

ワーキングメモリは、会話や読み書き、計算などの基礎となる、私たちの日常生活や学習を支える重要な能力です。

ワーキングメモリの役割は、入ってきた情報を脳内にメモ書きし、どの情報に対応すればよいのか整理し、不要な情報は削除することです。

ワーキングメモリの働きによって、瞬時に適切な判断を行うことができます。

 

<ワーキングメモリの低下でみられる症状>

・会話のとき、相手が話した内容を頭に留めておくことができない

・読書などで、前に書いてあった内容を頭に留めておくことができない

・計算が苦手になる

・電話で話しながらメモが取れない

・書き写すことが遅くなる      など

 

ワーキングメモリの低下でお困りの方は、ぜひ、ことリハ神谷にご相談下さいね。

コミュニケーション障害や高次脳機能障害でお困りの方も、遠慮なくご連絡下さい。