今回は、この度、私が作成しました失語症の本についてお話させていただきたいと思います。
タイトルは『誰にでも分かりやすい失語症のお話』で、本日からAmazonにて販売しております。
この本を作ったのは、「失語症のことをもっと多くの人に知っていただきたい！」、「日本一簡単で分かりやすい失語症の本を作りたい！」という想いを形にしたかったからです。
失語症の方は、日本に50万人超いると言われていますが、残念ながら、日本の社会は失語症についての理解が進んでいないのが現状です。
以前から、皆さまが失語症について知りたいと思ったとき、また、誰かに失語症について知って欲しいと思ったときに、誰が見ても失語症のことが分かる失語症の入門書のような本があったらいいなと思っていました。
ことリハでリハビリを受けていらっしゃる患者様やご家族様からも、「失語症のことを周りの人に理解して欲しいけど、説明するのが難しい」というようなご相談をいただくことがあって、失語症を知らない方に失語症のことを知ってもらえるような本を作りたいと強く思うようになったんです。
内容は、中学生くらいのお子様からご高齢の方まで、どんな世代の方にも分かりやすいように、できるだけ簡単に分かりやすい言葉で失語症のことを説明しています。
書きたい内容はたくさんありましたが、あまりにも詳しすぎるととっつきにくいのでは…、できるだけお手に取っていただける価格にするにはページ数が多くなるとダメだな…、でも分かりやすくカラーにしたいな…など試行錯誤の末、完成に至りました。
イラストは、私の大好きないらすとや様のイラストをご厚意の範囲で利用させていただきました。いらすとや様のイラストのおかげで、さらに皆さまに分かりやすい本になったと感じています。本当にありがとうございました。
また、この本を出版するにあたり、デザインエッグ社様のMyISDNというシステムを利用させていただきました。
私の想いを本という形に出来たのは、デザインエッグ社様のおかげです。本当にありがとうございました。
失語症の方、失語症の方と接する機会がある方、また、まだ失語症の方と接したことがない方にも、お手に取っていただけますと幸いです。
この本が、失語症のことを知っていただくための一助となれば嬉しいです♡
