ことリハのブログ

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私の相棒

今回は、私の大切な相棒についてお話させていただこうと思います。

皆さんは長年使っている物ってありますか。

 

私は、今使っているアイロンとは25年のお付き合いです。

私が東京で一人暮らしを始めるときに、いとこのお姉ちゃんが買ってくれたものです。私にとっては初めてのコードレスアイロンでした。そのアイロンをずっと使っています。長く使っているうちに、スチームが弱くなってしまいましたが、それ以外は不調もなく活躍しています。

我が家は夫と息子が平日は毎日Yシャツを着るので、私は毎日のようにアイロンをかけます。溜めるのが嫌いなんです(笑)。毎日、2枚アイロンをかける日々です。

 

私は家事全般が割と好きなんですが、アイロンがけは特に好きです。

しわがとれて生地が綺麗になっていく様を見ているのが気持ちいいですし、アイロンの熱で温かくなった生地に触れるのも何だかほっとして好きです。そして、アイロンをかけ終わった時の、ちょっとした達成感も好きです。

私は普段、朝、アイロンをかけます。なぜ、朝なのかというと、朝にアイロンをかけると頭も心も心もシャキッとするからです。

病院勤務の頃は、朝は忙しかったため、夜にアイロンをかけていました。でも、疲れ切った夜にアイロンをかけると、好きだったはずのアイロンがけが楽しくなくなっていました。今は、病院勤務だったころの通勤時間で、朝にアイロンをかけることができています。

 

もう一つ、私には長年使っている物があります。それは裁縫箱と裁ちばさみです。これはアイロンよりもさらにお付き合いが長く、34年のお付き合いです。小学生の頃、家庭科で使うために親に買ってもらった裁縫セット。中身はずいぶんとメンバーチェンジしましたが、裁縫箱と裁ちばさみだけは当時のまま使っています。裁縫箱に描かれているのは、当時大人気だった「うちのタマ知りませんか」のタマとポチです。

裁縫箱の蓋の内側には、小学生の私が書いた不器用な文字の名前、裁ちばさみには母が書いてくれた綺麗な文字の名前のシールが貼ったままです。いつも裁縫道具を使うとき、母を、そして小学生だった頃の自分を想います。私は中高が寮生活だったので、その頃も裁縫道具を使うたび、母を想っていたことを思い出します。

 

アイロンも裁縫箱と裁ちばさみも、私にとってはかけがえのない相棒で、大切な宝物です。

これからもずっと使い続けていきたいと思います。

 

新しい物がどんどん出てきて、新しい物こそ良いというような風潮の世の中ですが、自分軸をしっかり持って大切な物と一緒に生活していきたいと思います。