ことリハのブログ

コミュニケーション障害でお困りの方に、オンラインでリハビリを提供しています🍀

飲み込み(嚥下)と喉ぼとけの関係性について

今回は、飲み込み(嚥下)と喉ぼとけの位置の関係性についてお送りします。

喉のぼとけは飲み込みに重要なんですよ!

分かりやすくお話していきますね。

 

<飲み込み力を表すのは「喉ぼとけ」の位置>

飲み込むとき、喉は上前方に動き、喉頭蓋という蓋が気管を塞いで、食べ物が気管に入らないように守ります。

喉ぼとけ(喉頭)が下がってくるのは、喉ぼとけを吊り下げている筋肉や腱が衰えている証拠です。

喉ぼとけが下がってくると、飲み込むときに喉頭蓋が気管をしっかりと塞ぐことができなくなり、誤嚥を起こしやすくなります!

 

<喉ぼとけは40代から下がり始めています>

「年齢による喉頭の位置の変化」のデータによると、のどぼとけの位置は特に60代以降からガクンと下がっています。

そして、注目すべき点は、喉ぼとけは40代から下がり始めているのです!

60代で急に飲み込む力が低下するのではなく、実は、40代から徐々に飲み込む力は低下し始めているのです!!

 

<喉を鍛えて健康を保ちましょう>

飲み込みの力は喉を鍛えることによって保つことができます。

あらゆる筋肉はどんなに歳をとっても鍛えることが可能です。

たとえ高齢になって嚥下機能が衰えてきたとしても、きちんとトレーニングすれば嚥下機能を回復させていくことが可能です♪

 

次回の投稿では、喉のトレーニングについてお送りしますね!